離乳食の小麦はいつから?アレルギーを防ぐ正しい進め方と注意点

赤ちゃんの離乳食が進むにつれて、
「小麦はいつからあげていいの?」
「アレルギーが心配」
と不安になるママ・パパは多いものです。
お粥や野菜に慣れてきた頃、次のステップとして登場するのがうどんやパンなどの小麦製品です。
この記事では、小麦を始める適切な時期や、アレルギーリスクを最小限に抑えるための進め方、そして美味しく安全に食べるためのポイントを解説します。
離乳食の小麦はいつから?開始の目安

結論から言うと、小麦製品は離乳食初期(生後5〜6ヶ月頃)の後半から与えることができます。
ただし、離乳食を始めてすぐに与えるのではなく、まずはお粥(10倍がゆ)や野菜、豆腐などのタンパク質に慣れてからスタートするのが一般的です。
具体的なスケジュールの目安
- 生後5ヶ月〜:10倍がゆ、野菜ペーストに慣れる
- 生後6ヶ月頃〜:豆腐や白身魚に慣れたら、柔らかく煮たうどんからスタート
- 生後7ヶ月以降:うどんに慣れたら、食パンやそうめんなどへ広げる
厚生労働省のガイドラインでも、穀類はエネルギー源として重要視されていますが、アレルギー特定原材料7品目に含まれるため、慎重に進める必要があります。
小麦製品の進め方:うどんから始める理由

小麦デビューには「パン」ではなく「うどん」が推奨されています。
その理由は以下の通りです。
| 食品 | 特徴・メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| うどん | 原材料が小麦と水、少量の塩のみでシンプル。アレルギー反応の原因を特定しやすい。 | 塩分が含まれるため、短く切ってしっかり茹で、水洗いして塩抜きが必要。 |
| そうめん | 喉越しが良いが、うどんより塩分が多め。 | しっかりと塩抜きが必要。 |
| 食パン | 手軽だが、乳製品・卵・油脂・添加物が含まれることが多い。 | 「小麦だけ」のアレルギー反応か判断しにくい。まずは「超熟」などのシンプルなものを選ぶ。 |
初めての与え方:小さじ1から
初めてあげる時は、体調の良い平日の午前中を選びましょう。
万が一アレルギー反応が出た場合、すぐに病院に行ける時間帯が安心です。
- うどんを柔らかくクタクタになるまで茹でる(塩抜きする)。
- すり鉢などでペースト状にする。
- 小さじ1杯から与え、食後の様子を観察する。
アレルギー反応とチェックポイント

小麦は卵、乳に次いでアレルギーが多い食材です。
食後数分から数時間以内に以下のような症状が出ないか確認してください。
- 皮膚:口の周りや体の赤み、じんましん、痒がって体をこする
- 消化器:嘔吐、下痢、お腹が張る
- 呼吸器:咳き込む、ゼーゼーする(※緊急性が高いので救急へ)
少しでも異変を感じたら、食べた量と時間を記録し、医師に相談しましょう。
離乳食のうどんを美味しくする「おだし」の魔法
小麦そのものにはあまり味がありません。
赤ちゃんが喜んで食べてくれる鍵は「おだし(出汁)」にあります。
塩分を控えたい離乳食期こそ、カツオや昆布などの天然素材からとった「うま味」を活用することで、調味料なしでも驚くほど食いつきが良くなります。
焦らずゆっくり、赤ちゃんのペースに合わせて小麦の離乳食を進めていきましょう。
美味しいおだしと一緒に、楽しい食事の時間になりますように。






