小麦粉不使用!サクサク衣がたまらない、グルテンフリー唐揚げの作り方
小麦粉なしでも美味しい!グルテンフリー唐揚げの魅力
国民食ともいえる「唐揚げ」。
ジューシーなお肉と香ばしい衣が食欲をそそりますが、衣に使われる小麦粉のグルテンが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、小麦粉を一切使わずに、サクサクでジューシーな「グルテンフリー唐揚げ」を作る方法を徹底解説します。
米粉や片栗粉など、身近な材料で驚くほど美味しく仕上がりますので、ぜひ挑戦してみてください。
サクサク衣の秘訣!グルテンフリー唐揚げに最適な粉の種類と比較
グルテンフリー唐揚げの美味しさの鍵を握るのが、衣に使う「粉」です。
小麦粉の代わりに使う粉によって、食感や仕上がりが大きく変わります。
ここでは代表的な粉の種類と特徴をご紹介します。
それぞれの粉の特徴
どの粉を選ぶかによって、理想の食感に近づけることができます。
粉の種類 | 特徴 | 仕上がり |
---|---|---|
米粉 | 吸油率が低く、軽い食感になる。ダマになりにくく扱いやすい。 | カリッ、サクサク |
片栗粉 | 保水性が高く、肉のジューシーさを保つ。竜田揚げのようなザクザクした食感。 | ザクザク、カリカリ |
コーンスターチ | 粒子が細かく、サクサクと軽い口当たりになる。冷めても食感が持続しやすい。 | サクサク、軽い |
タピオカスターチ | もちもちとした弾力のある食感が加わる。他の粉とブレンドして使うのがおすすめ。 | もちっ、カリッ |
おすすめのブレンド比率
粉をブレンドすることで、それぞれの良いとこ取りができます。
おすすめなのは、「米粉:片栗粉 = 1:1」の組み合わせです。
米粉のサクサク感と片栗粉のザクザク感が合わさり、冷めても美味しい理想の衣が完成します。
【決定版】基本のグルテンフリー唐揚げレシピ
それでは、実際にグルテンフリー唐揚げを作っていきましょう。
誰でも簡単に作れる基本のレシピです。
材料(2人分)
- 鶏もも肉:1枚(約300g)
- [A] 醤油:大さじ2
- [A] 酒:大さじ1
- [A] みりん:大さじ1
- [A] おろし生姜:小さじ1
- [A] おろしにんにく:小さじ1
- 米粉:大さじ3
- 片栗粉:大さじ3
- 揚げ油:適量
作り方
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鶏肉の下準備
鶏もも肉は余分な脂肪を取り除き、厚さを均等にしてから、一口大に切ります。
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下味をつける
ポリ袋に切った鶏肉と[A]の調味料をすべて入れ、袋の上からよく揉み込みます。冷蔵庫で30分以上寝かせて味を染み込ませましょう。
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衣をつける
別のポリ袋に米粉と片栗粉を入れて混ぜ合わせます。そこに味付けした鶏肉の汁気を軽く切りながら加え、袋に空気を入れてシャカシャカと振って全体にまんべんなく粉をつけます。
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揚げる
フライパンや鍋に油を170℃に熱し、鶏肉を入れます。片面を3〜4分ずつ、衣がカリッとしてきつね色になるまで揚げます。一度にたくさん入れると油の温度が下がるので、数回に分けて揚げるのがポイントです。
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油を切って完成
揚がった唐揚げは、網(バット)の上でしっかりと油を切りましょう。これでサクサク食感が長持ちします。
プロ直伝!もっと美味しくなるアレンジとコツ
基本のレシピをマスターしたら、次はワンランク上の唐揚げを目指してみませんか?
ちょっとしたコツで、お店のような味に近づきます。
究極のサクサク感「二度揚げ」のススメ
時間がある時にぜひ試してほしいのが「二度揚げ」です。
- 一度目は160℃の低温で3〜4分じっくり火を通します。
- 一度取り出して、4〜5分休ませて余熱で火を通します。
- 二度目は180℃の高温で1分ほどさっと揚げ、表面の水分を飛ばします。
こうすることで、中身はジューシーなまま、衣は驚くほどカリッとした食感になります。
冷めても美味しい!お弁当に入れる際の工夫
グルテンフリー唐揚げは、小麦粉の衣と比べて水分を吸いにくいため、冷めてもベチャッとなりにくいのが特徴です。
お弁当に入れる際は、下味に少量のお酢やマヨネーズを加えると、お肉がさらに柔らかく、傷みにくくなる効果も期待できます。
味付けアレンジで無限のバリエーション
- ハーブ&スパイス:下味にカレー粉やチリパウダー、衣に乾燥バジルやオレガノを混ぜ込む。
- 和風テイスト:下味に味噌やめんつゆを少し加える。
- アジアン風:ナンプラーやオイスターソースで下味をつける。
気分に合わせて様々な味を楽しんでみてください。
内部リンク:その他のおすすめグルテンフリーレシピはこちら
まとめ:グルテンフリー唐揚げで、食卓をもっと豊かに
小麦粉を使わないグルテンフリー唐揚げは、アレルギーをお持ちの方や健康を意識する方はもちろん、「いつもよりサクサクな唐揚げが食べたい!」というすべての方におすすめできる一品です。
使う粉の種類を変えたり、味付けをアレンジしたりすることで、ご家庭ならではの最高の唐揚げを見つけることができます。
ぜひ、このレシピを参考に、美味しくてヘルシーな唐揚げ作りを楽しんでください。