橋本病とグルテンの関係とは?甲状腺を守る食事法と生活のヒント

「しっかり薬を飲んでいるのに、なんとなく体がだるい」
「疲れが取れない」
橋本病(慢性甲状腺炎)と診断された方の中で、このような不調を感じている方はいらっしゃいませんか?
実はその不調、毎日食べている「パン」や「パスタ」に含まれるグルテンが関係しているかもしれません。
今回は、橋本病の方が知っておきたいグルテンと甲状腺機能の関係について、わかりやすく解説します。
橋本病とグルテンの意外な関係性

橋本病は、自己免疫疾患の一つです。
本来、体を守るはずの免疫細胞が、間違って自分の甲状腺を攻撃してしまうことで、甲状腺機能が低下します。
なぜ、ここで「グルテン(小麦などに含まれるタンパク質)」が問題になるのでしょうか?
主な理由は以下の2点です。
1. 分子構造が似ている(分子模倣)
グルテンの主要成分である「グリアジン」というタンパク質の構造は、実は甲状腺の組織と非常によく似ています。
- グルテンを摂取して腸のバリア機能が弱まると、グルテンが血中に漏れ出します。
- 免疫システムがグルテンを「敵」とみなして攻撃します。
- その際、構造が似ている「甲状腺」まで間違えて攻撃してしまう可能性があります。
この現象により、甲状腺への攻撃が加速し、炎症が悪化するリスクが指摘されています。
2. リーキーガット症候群との関連
グルテンは、人によっては腸壁を傷つけ、「リーキーガット(腸漏れ)症候群」を引き起こす原因になります。
腸に穴が開いた状態になると、未消化のタンパク質や毒素が血中に漏れ出し、自己免疫反応(橋本病の悪化)を誘発しやすくなると考えられています。
まずは2週間!グルテンフリーを試してみよう

「一生パンが食べられないの?」と不安になる必要はありません。まずは2週間だけ、小麦製品を控えて体調の変化を観察してみることをおすすめします。
避けたほうがよい食品
| カテゴリー | 食品例 |
|---|---|
| 主食 | パン、パスタ、うどん、ラーメン、中華麺、ピザ |
| 菓子類 | クッキー、ケーキ、ドーナツ、スナック菓子 |
| 加工品 | カレーのルー、フライの衣、一部の醤油(大量摂取の場合) |
積極的に摂りたい食品
日本の伝統的な食事「和食」は、自然とグルテンフリーになりやすいためおすすめです。
- お米:パンの代わりに主食をお米に。
- 魚介類:甲状腺ホルモンの材料になるタンパク質が豊富。
- 海藻類:ヨウ素が含まれますが、過剰摂取でなければ適量は大切です(医師の指示に従ってください)。
参考情報:
セリアック病やグルテン過敏症に関する詳しい情報は、一般社団法人 日本パン・製粉協会の資料なども中立的な視点として参考になりますが、自己免疫疾患との兼ね合いについては、機能性医学を扱う専門医のコラムなども参照することをお勧めします。
NIDDK(米国国立糖尿病・消化器・腎疾病研究所)のセリアック病情報(英語)
※橋本病患者はセリアック病の併発率が高いというデータがあります。
「パンが食べたい」を我慢しない!グルテンフリーの美味しい選択
「グルテンフリーを始めたいけれど、やっぱりパンが食べたい」
「米粉パンはパサパサしていて美味しくない…」
そんな悩みを抱える方におすすめしたいのが、musumiの「日々の米粉パン」です。
もちもち食感で満足感たっぷり。musumiの米粉パン
橋本病の方にとって、毎日の食事から楽しみを減らさないことはとても大切です。
musumiの米粉パンは、小麦を一切使用しない完全グルテンフリーでありながら、驚くほどのもちもち食感を実現しています。
「日々の米粉パン」が選ばれる理由:
- 完全グルテンフリー:小麦の代わりに、宮崎県産の米粉(ミズホチカラ)を使用。グルテンを避けたい方も安心してお召し上がりいただけます。
- しっとり&もちもち:「おから」を加える独自の製法で、米粉パン特有のパサつきを解消。噛むほどにお米の優しい甘みが広がります。
- 余計なものは入れない:保存料などの添加物は不使用。シンプルな材料で作られているので、体への負担を減らしたい食事療法中の方にもぴったりです。
朝食のトーストや、ランチのサンドイッチとして。
我慢するのではなく、「これなら食べられる」という安心感とともに、美味しい食事の時間をお楽しみください。
まとめ
橋本病と診断されたからといって、食べる楽しみをあきらめる必要はありません。
グルテンとの付き合い方を見直し、腸内環境を整えることは、日々の「だるさ」や「不調」を和らげる大きな一歩になります。
「もうパンは食べられない」とストレスを溜めるのではなく、「体に優しい米粉パンを選ぶ」という新しい選択肢を取り入れてみませんか?
無理なく続けられるグルテンフリー生活で、心も体も軽やかな毎日を取り戻しましょう。






